Yasumichi Morita_tokyo Yasumichi Morita_kyoto

ライカカメラジャパン株式会社は、デザイナーおよびアーティストとして世界的に活躍する森田恭通の写真展「Yasumichi Morita Photo Art Works」を、ライカギャラリー東京およびライカギャラリー京都にて同時開催いたします。

ライカギャラリー東京では、森田が「世界に無限に存在するアール(曲線)の中で、もっとも美しい」と語る、女性の身体のラインを独自の視点で切り撮った作品 ”Porcelain Nude” と 新作のシリーズ ”Black Flower” で構成され、ライカギャラリー京都では、自身がデザインを手がけた銀行内の特別な空間で10億円の紙幣を構造物や模様に見立てて撮影した作品 ”billion” を展示いたします。

いずれの作品にも共通するように、森田は被写体の光と影を重要視し、美しさとはスポットが当たっている明るい部分だけではなく、それを引き立たせる影の部分にもあると考えています。アングルとライティングにこだわり、影の部分を強調することによって奥行きやメリハリを生み出し、独特の世界を描き出しています。

【写真展概要】
◆ ライカギャラリー東京 (ライカ銀座店2F) 
タイトル:   Yasumichi Morita Photo Art Works  ”Porcelain Nude”
住    所:    東京都中央区銀座6-4-1   Tel. 03-6215-7070
期    間:    2018年1月19日(金) - 4月7日(土)
※ライカプロフェッショナルストア東京では、”Black Flower” を展示いたします。

何故、写真なのか?

空間をデザインしながら、「この壁を飾る“何か”があれば」と、森田は思うのだと言う。
求めたのは、重厚かつ軽やかな存在感。
背反するテーゼを共存させる“何か”を探し回っても、見つけることは叶わなかった。
ならば自分の理想を追ってもいいのではないかと考えた。その際に選んだのが、写真だった。なぜか。
「モノクロームの階調は、他の表現では表出し得ないものだから」と、森田は答える。
抽象と具象を行き来し、その中間をグラデーションによって表現するモノクロームの写真に答えを見つけた。
森田にとってアートとは常に見られることを前提としたものである。
壁からの要求によって生み出された写真たちは、翻って壁に飾られることによって空間を統べる力を宿している。
たとえ自らがデザインした空間ではなくとも、その力は変わることはない。
森田はミニマルな写真によって、普遍的な価値を追い求めている。

◆ ライカギャラリー京都 (ライカ京都店2F)
タイトル:   Yasumichi Morita Photo Art Works  ”billion”
住     所:   京都市東山区祇園町南側570-120  Tel. 075-532-0320    
期     間:   2018年1月20日(土) - 4月5日(木)

“本物”の札束を積み重ねていくと、その“本物”が価値を失っていく。
目の前に積み重ねられた紙の束によって、ほとんどあらゆるものが手に入ってしまうはずなのに。
ひとつ10,000,000円の束は「わずか5分でリアリティを失ってしまう」と森田は言う。
翻って、写し出されているのは人間の浅はかさではないか。
価値を剥ぎ取られた1,000,000,000円は幾重にも積み上げられ、
東京のビル群のように、あるいは重厚な壁面のように、見る者によって表情を変える。
数の羅列でしかなくなった紙の束が問いかけてくる。
さて、価値とは、いったい?
    

森田恭通 プロフィール
1967年大阪生まれ。GLAMOROUS co.,ltd.代表。インテリアに限らず、グラフィックやプロダクトといった幅広い創作活動を行なっている。また、アーティストとしても積極的に活動しており、2015年より写真展「Porcelain Nude」をパリで継続して開催している。            
www.yasumichimorita.com

森田恭通写真展

Datum
19.01.2018 - 07.04.2018
Ort
Galerie Tokyo
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